監理技術者の仕事の概要や将来性について
管理技術者の資格取得は非常にむずかしく、前提となるキャリアも必要です。
資格を取得した後の安定性はどうでしょう。
概要をお話ししておきましょう。
★良質でハイレベルな建設技術の維持・向上。
監理技術者は、日本の建設技術の水準を高く保つようにとの主旨で作られた有資格者の職業です。
日本は地震大国であり、これまでの経験からより良質で頑強な建築物が望まれています。
良質である、高い技術力の維持・向上とともに、手抜き工事などの不正がないように取り締まる必要があります。
★民間・公共工事を問わず大半の現場に必須。
監理技術者は先にお話しした主旨の一端を担うもので、ある一定の建築工事費用を超えた現場には、すべてに監理技術者の配置が義務づけられています。
民間工事や公共工事の別に関係なく、下請工事代金の4000万円以上に適用されるという規定ですから、ほぼすべての現場に監理技術者が必要ということになります。
業務内容は施工スケジュールの策定から進捗状況の管理、資材・技術・技法の管理まで多岐にわたります。
★監理技術者は日本の建設現場のほぼすべてに配置が義務づけられています。
その意味でも将来は安泰です。
監理技術者の仕事は日本全国に広がっているといっても過言ではありません。
資格取得は狭き門ですが、取得して現場に立てるようになればあとはキャリアを積むだけです。
年収も高く、将来的な安定は間違いないでしょう。
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